※このページはHSK6級を最短で合格するための基礎知識の2ページ目です。
最短でHSK6級に合格するために戦略を立てて、試験当日に臨む必要があります。ここではその戦略についてお話します。
まずやらなければならないこと
あなたが最短でHSK6級に合格するために、まずやらなければならない一番大事なことがあります。
それは「申し込むこと」です。
(または、申し込む時期を決め、必ず申し込むことです。)
HSK6級最短合格法(その1):まず申し込む!
バカらしいと思いますか?
しかし、この手順は非常に大切なポイントです。ほとんどの人が申し込まずに、グダグダと中国語の勉強をはじてしまいます。もったいない!ここで選択するのはお金より時間(集中力)です。受験の実施が確定することで、はじめて、効率よく、短時間で合格する道が開けます。
申し込みをするメリット
・お金がかかっているため真剣に取り組む
・合格までのスケジュールが決まる
・目標を「HSK6級合格」へ意識し続けられる
はい、まず申し込みましょう。
申し込みましたか?
では、進めます。
心構え
申し込みの次に大事なこと、それは心構えです。最短で合格するための心構えです。
それは、「ゴールは「最短でHSK6級に合格する」であり、「中国語の勉強」ではないと意識すし、これを常に忘れないこと」です。
HSK6級を目指すとどうしても「中国語の勉強」をしたくなります。
くどいようですが、あなたの目標は「HSK6級最短合格」であり、「中国語の勉強」ではありません。最短で合格するためには、いかにそのための時間を確保し、時間を使えるかとなります。
中国語の理解に時間をかけるのではなく、HSK6級でよく使う単語を覚える、言い回しのクセを覚える等の合格に必要な記憶に時間を割くべきです。
「最短でHSK6級に合格するため」には、中国語のわからない部分に時間をかける必要も暇もありません。
HSK6級最短合格法(その2):ゴールは「最短でHSK6級に合格する」であり、「中国語の勉強」ではない。これを常に忘れない。
狙う点数配分を意識した計画
最後の要素は「狙う点数配分を意識した計画」を立てる事です。
狙う点数配分についてまず説明します。HSK6級では、聴力100点、読解100点、書写100点の合計300点のうち、180点(6割)で合格基準とされています。各セクションでそれぞれ6割をとる必要はないため、取りやすいセクションで多く得点を稼ぎます。
そのためには「聴力:6割、読解:7割、書写:5割」を狙います。
※理由は別ページ「勉強方法」を参照。
狙うべき続けて狙うべき点数配分を意識した計画を立ててください。
そして、計画は必ず手帳に落とし込みます。ゴール(受験日)までのスケジュールをざっくりと決めるぐらいでよいです。(例:過去問①の復習を〇日までに終わらせる等)
HSK6級最短合格法(その3):狙う点数配分を意識した計画立て、手帳に落とし込む!
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余談ですが・・・以下は私が実際に行った計画の目安です。
<期間の設定>
HSKは約1か月に1回試験が行われます。申し込みは約2か月~1か月前ですので、あなたには残り約2か月~1か月前の期間があることになります。
あなたが合格を目指す期間の目安は、この時点で、
HSK5級で8割取れるレベルにない場合 ⇒ 次回の合格を目指す
HSK5級で8割取れるレベルの場合 ⇒ 今回合格を目指す
※HSK5級には合格している前提です。合格していない場合には、まずHSK5級の受験をお勧めします。
※申し込みと同時に、HSK5級過去問でレベルチェックしましょう。
<教材と履修ペース>
教材は、HSK6級の公式過去問だけです。他のものを購入されてもかまいませんが、その場合、あくまで中国語の学習であり、「最短でHSK6級に合格するため」には必要ありません。
教材の履修ペースは、2週間で1回分の過去問を処理します。つまり、公式過去問には4回分(または5回分)の過去HSK試験がありますので、2か月(約8週間)で、4回の過去試験(1冊分)をこなします。
<1日の勉強時間の目安>
あなたの生活にもよりますが、1週間で15時間は確保したいです。
(例)平日:2時間(朝0.5時間、夜1.5時間)
休日:2~3時間(朝0.5時間、夜1.5~2.5時間)
ここでポイントは、一回分の過去問ごとの処理スケジュールを手帳に記録します。これでペースを視覚的に把握する事ができます。
それでは、合格に向けて動きましょう。⇒勉強方法
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